環境問題のウソ
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか 」(武田邦彦・著 )を読んだ。
以前著者があるテレビに出演していて、環境問題に関して結構ショッキングなことを言っていたので興味があって読んだ。
主な内容は
①「日本ではペットボトルはリサイクルしていない」
②「地球が温暖化しても海水面はあまり上がらない」
③「ダイオキシンは猛毒ではない」
という3点だ。
①に関しては「確かにペットボトルをリサイクルすれば資源の節約にはなるが、ごくわずかな量しか再生されないし、そのために石油が大量に使われている。しかもリサイクルが売りのペットボトルの消費量が7倍も増えた。」
というものだ。これらについてはデータの信憑性に疑問も持つ学者もいるようだが、少なくとも
「リサイクルを進める自治体が本当にリサイクルされているかがわかっていない。(または言いたがらない。)」ことだけは確かなようだ。
(現実ほとんどは焼却されている!)
しかも、ペットボトルのリサイクルには税金が600億円使われていることを思うと「何かある」ことは確かなようだ。(リサイクル業への利権も絡むらしい。)
②に関してはデータの信憑性は確かではない。反対のデータを主張する人もいるし不確かだ。
ただ、温暖化=水面上昇というような「そんな単純で簡単な」っものではなく意見が分かれるものなのに、一方の方向のみに進んでいるのも確かだ。
③に関しては反論するような意見はでていない。
つまり「本当」である可能性が極めて高い。
大雑把に言うと、醤油だって大量に飲めば毒にもなるレベルの話らしい。
この本やこの本にまつわる記事を読んで感じることは、
「なんて報道や行政に言っていることはいい加減なんだろう。」ということだ。
もちろん、この本がすべて正しいとは思わないけれど、考察して異なる意見がでるものならば、それらをきちんと公表するべきであろう。
何が正しいかの判断は難しいが、せめて
「真実を正当に」
公表して欲しいものだ。
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コメント
私も今武田邦彦先生の『リサイクルしてはいけない』を読んでいます。7年前に書かれた本です。
内容の一部は以下の通りです。
メーカーも「環境にやさしい企業」というイメージ作りのため、リサイクルに取り組んでいますが、実際は鉄や銅など一部を除いて、リサイクルすることにより、新たに環境を破壊してしまいます。
ペットボトルをリサイクルし、再生ボトルを作る場合、洗浄・樹脂化・再成形には1.4円しかかからないのですが、分別・移動に26円もかかり、新品ボトルを作るより3倍以上の費用がかかり、この時に新たなゴミが出てきます。廃棄・焼却すれば1.8円ですむそうです。また、実際誰かが使い、何が入っていたかわからないペットボトルを飲料用には使いたくないという気持ちもあり、再生ボトルを作らず、実際は別の用途に使われます。
ところが再生原料は品質が悪く、繊維にしても色々な問題もあり、結局ペットボトルのリサイクルには無理があることがわかってきます。
環境問題を考えると、リサイクルは大事なことなのかもしれませんが、リサイクルによりその何倍もの別の形のゴミが出されれば、リサイクルしない方が環境にやさしいことになりますね。もっと本当のことを我々も知らないといけないし、国や企業も本当のことを公表して欲しいものです。本当に難しい問題だし、これからしっかり考えていかないといけない問題ですね。
投稿: オロチ | 2007年7月15日 (日) 10時27分
オロチさんへ
本当に難しい問題ですね。
リサイクルの関しては様々な意見があるようです。
ただ私が確信していることは、企業や役所が「この自然を大切にしたから」という思いでは動かない。つまり何らかの利害関係があるから動くということです。
そういう目で見ると何が真実が良く見えてきます。
投稿: ほりとも | 2007年7月19日 (木) 22時00分